早坂有生のYALE

2016年にYale(イェール、エール)大学に学部生として入学した日本人、早坂有生のブログです。大学での出来事やアメリカ大学出願のことなどについて書いていきます。ご質問、ご要望、ご連絡は記事へのコメント(非公開設定です)にお願いします。

2年生秋学期の授業

今学期もショッピングピリオドを経て履修する授業を決めました!今学期は入りたくても人数制限ではいれないセミナーなどがあり、また専攻についても少しは考えなければならないのもあり、昨年より苦労しました。しかし!とにかく決まったので紹介したいと思います。
↓スケジュール。週1コマの授業が多いので、このような感じです。
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2年生になって

Yaleの新学期が始まり約2週間が経とうとしています。去年と同じようにショッピングピリオドがありたくさん授業をショップしている一方で、去年とは違い、学生団体ではリクルートや説明会を開く側になり、住んでいる場所も変わり、歩いていてHi!となる人の数も増えているなど、二年生になったことを実感する機会もよくあります。今回は寮について書きたいと思います。

Yaleでは学生はResidential Collegeという大学内の寮に属しますが、今年から新たに2つのResidential Collegeが創設されました。新しいということで、他の寮より設備が充実していたり部屋が広かったりして羨ましいですが、さらにピザやアジア料理が常時あり食事が美味しいので、僕もご飯を食べによく行きます。
↓新しいColleges
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中国農村での五日間Part3

中国農村の高校でのサマープログラムでは、参加した大学生は高校生相手に授業をします。授業内容は完全に自由です。僕はHow to See this Worldという題名で、Yaleで学んだことを元にした授業をしました。授業と言っても、僕にはまだ教えられるほどの知識はなく、また中国語で知識を教えるのも大変なので、基本セミナー形式で生徒たちの意見を聞くことを重視しました。これにより、僕の準備の負担が減り、さらに中国農村の現状が知りたいという目的も達成されます。生徒たちがどのような考えを持っているか、簡単に紹介したいと思います。

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中国農村での五日間Part2

飛行機の日程の関係で、プログラムの途中で帰国しなければならず、農村の高校で過ごした時間はわずか5日程度だったのですが、他の大学生も高校生も僕をとても歓迎してくれました。お別れの際にはクラス皆が一ページずつコメントを記した寄せ書きノートやウルトラマンのフィギュアをくれ、泣いてくれる子もいるほどでした。僕は今までこのような経験をしたことがなかったので、とても貴重な良い思い出になったのですが、その一方でなぜ僕にそこまで…という思いも抱きます。一つは多くの高校生にとって僕が人生で初めて生で会った日本人或いは外国人であり、大学生たちにとっても中国語を話せる日本人は珍しく好感度が高かったことがあると思います。また、純粋に生徒たちがとても良い子たちだったということもあるでしょう。しかし、それだけではなく、HBAに参加したことによる効果も大きいのではないかと考えています。

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中国農村での五日間Part1

北京での2ヶ月の語学学習プログラム終了後、新幹線で5時間くらいの農村地帯にある高校で開かれたサマースクールに、教える側として参加してきました。Building Bridgesというこのサマースクールは、今年で10年目で、毎年Yaleと中国の大学の団体が合同で中国の農村地帯に行って教えています。僕は一年生の春学期からYale内のBuilding Bridgesという学生団体の一幹部として所属していて、このサマースクールの準備を手伝っていました。また、ちょうどHBAの直後にあるということもあり、今回参加しました。個人的には、貧しく教育格差の影響を受けている生徒をYale生として助けたい!ではなく、北京という大都市に2ヶ月いて色々学ぶことができたので、中国の農村の現状についても学びたい!という目的でした。中国の都市部の発展は凄まじいが、農村部はまだまだで生活環境はかなり悪い、よくそう聞きます。実際はどうなのでしょうか。
↓高校から見える景色。想像していたような、どこまでも畑が広がるような場所ではありませんでした。
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