最近話題のリベラルアーツ教育。日本の大学でも取り入れるところが増えて来ています。アメリカの大学といえばリベラルアーツ教育というイメージがありますが、具体的にはどのような点がリベラル・アーツなのでしょうか。もちろん授業以外の面でもこのリベラルアーツの特徴はあると思いますが、今回はYale大学の授業履修のシステムを例にリベラルアーツについて考えてみたいと思います。
Yaleはアメリカの大学の中でもかなり自由に授業が取れる大学だと思いますが、緩い履修条件がリベラルアーツ性を保っています。具体的には、"Distributional Requirements"と呼ばれる要求です。
↓このチャートが要求の全てを説明していますが、もう少し詳しくみてみましょう。