早坂有生のYALE

2016年にYale(イェール、エール)大学に学部生として入学した日本人、早坂有生のブログです。大学での出来事やアメリカ大学出願のことなどについて書いていきます。

パレスチナ難民キャンプ

参加しているプログラムの一環として、毎週ラングエージパートナーと会って話したりどこかに行ったりするというものがあります。僕のパートナーはヨルダン大学に通うパレスチナ系の大学生で、先週は彼女とパレスチナ難民キャンプに行って来ました。シリア難…

あなたは難民ですか?

ヨルダンの人口の7割はパレスチナ系。ヨルダンにいるシリア難民の数は約66万人。難民受け入れ人数世界第二位のヨルダン。難民に関連する問題はこの国では大変重要な話題です。他方、ヨルダンにいる難民は一括りに「難民」とは呼べない複雑な状況にもあります…

抑圧の象徴:ヒジャブ…???

中東、イスラム圏と聞いてよく想像するのがヒジャブ、両性の不平等、女性の抑圧といったイメージです。一方、そういった考えは西洋の価値観の押し付けに過ぎず、実際に中東に生きる女性はそうは思っていないという考えもよく聞きますね。実際のところ、どう…

ヨルダンなう

春学期が終わり、帰国したのちは一ヶ月ほど東京の会社でインターンシップをしていました。そして今はヨルダンの首都、アンマンに来ています。この地でこれから二ヶ月間アラビア語を勉強します。ということで、これからしばらくはヨルダンについての記事を書…

Yale Refugee Project

先学期に引き続き、今学期も課外活動の一つとしてYale Refugee Projectに入っていました。秋には、難民の人たちが料理を通じてお金を稼げるようなシステムを地元のNGOと協力して創るというようなことをしようとしていましたが、そのプロジェクトはNGOの事情…

2年生春学期授業振り返り

今学期は最後の数日間にペーパー3枚、期末試験2つがありかなり大変でしたが、全てなんとか終了しました。ということで、毎学期恒例、振り返りをしたいと思います。 ANTH 460 / E&RS 531 / RSEE 365 Critical Human Rghts & Global Pstsocialism 面白さ5 教授…

それは、血を吐き続ける悲しいマラソン、或いは人類の歴史。

きっかけは思い返せばあの事件だった。いや、事件と呼べるほどのことでもないちょっとした出来事。誰かが、警察が俺の仲間を集団で殴っている様子をビデオで撮影してそれが出回った。もちろん俺は怒ったし仲間たちとも一時期その話題で持ちきりだった。だが…

人権は世界を救える?

全ての人間が生まれながらにして持つ権利、人権。今では至る所で人権侵害、人権尊重といった言葉を聞きます。今学期履修している文化人類学のセミナーでは、人権を一種の思想として捉え、それがどのようにこの世界での主流、共通言語になったかについて議論…

日本は難民を受け入れていない?周囲にはいないから関係…ない??

2017年、日本での難民認定申請者は2万人近かった中で、認定者は20人。毎年、日本の難民認定者の少なさは国内外で話題になります。日本の難民政策はどのようになっているのでしょうか?この2週間の春休み、難民に関連する研究の一環としてYaleの学生二人と日…

Representing Disabilities: Ethnographic Playという選択肢

中間期間到来で、エッセイの締め切りや試験が迫っていますが、それを乗り越えればすぐに春休み(2週間!)です。さて、今週末は、演劇の公演の手伝いをしていました。Yaleでは有志の学生たちがやっているものから、Drama schoolやプロの役者が大学の大きな劇場…

"War on Terror"の終焉

イラクとアフガニスタンについてのセミナーでは、両国の簡単な歴史とアメリカの侵略についてというパート1が終わり、より具体的な問題を扱う時期に入りました。その第一弾がテロリストグループ、ISとタリバンについてでした。このセミナーでは、学生全員15分…

レクチャーとセクション

今学期はYaleに来て初めて大人数のレクチャーを履修しています。少人数制のセミナーとはかなり違うシステムなので、今回はレクチャーの雰囲気と、セクションという制度についてご紹介したいと思います。僕が履修しているレクチャーはどちらも受講人数80人程…

”リベラル・アーツ”教育の実態

最近話題のリベラルアーツ教育。日本の大学でも取り入れるところが増えて来ています。アメリカの大学といえばリベラルアーツ教育というイメージがありますが、具体的にはどのような点がリベラル・アーツなのでしょうか。もちろん授業以外の面でもこのリベラ…

2年生春学期の授業

Blue Booking, shopping periodを経て今学期履修授業を決めたのでご紹介したいと思います!セミナーに入れるかどうかという不安がかなりつきまとう今回のショッピングピリオドでしたが、最終的にはかなり理想通りな結果になったと思います。 ↓最終的に履修す…

YALEのヒミツ〜Blue Bookingとは〜

春学期が始まりました!寒いです!!!ショッピングピリオド中で、今学期取る授業を色々試して決めています。とても知的にわくわくする期間ですが、と同時に入りたいクラスに無事入れるか、本当に思った通り面白いクラスか、という不安もつきまとう期間です…

日本戦争映画

成人式でした!成人年齢の異なる中国やアメリカにいたのであまり成人したという実感はありませんが、高校の同窓会では久しぶりに旧友たちと話すことができ、リフレッシュできたかなと思います。帰ってくる家があり、迎えてくれる友人がいてくれることはやは…

特撮101ー初めてのウルトラマンー

アメリカの大学の授業の番号はだいたい難易度順に3ケタで表されることから、入門であることを101とよく例えます。特撮入門といえば初代ゴジラと初期ウルトラシリーズでしょう。ゴジラに関してはこれまでも何度か書いてきましたが、ウルトラマンについては一…

2年生秋学期授業振り返り

早いものでもう一学期が終わってしまいました。ということで、毎学期恒例、各授業の振り返りをしたいと思います。

今学期の課外活動

早いものでもう二年生の秋学期も終わりです。先日初雪が降り、暖かめだった気候も冬らしさを醸し出してきました。日本では恒例の秋映画仮面ライダー平成ジェネレーションズFinalが絶賛放映中ということで早く観たいです。今学期は期末テストは中国語のみで、…

帰国できない芸術家

現在Yale University Art Gallery (Yaleにある美術館)では"Artists in Exile"という特別展示が行われています。その中でも一際目立つ展示が、イラン出身のアーティストShirin Neshatによる映像作品の一コマを写真にしたものです。縦横共に1m以上の大きさで、…

総統閣下は”正しく”描写されているか

総統閣下シリーズをご存知でしょうか。YouTubeやニコニコ動画で量産されている、ヒトラーの映画の1シーンに嘘字幕をつけたMAD動画です。↓例えばこのような。ほとんどの動画がこれと同じシーンを選び、嘘字幕をつけていることが特徴です。 youtu.be実はこの類…

Ethnicity, Race, and Migration

2年生の終わりまでに確定させるmajor (専攻)ですが、今候補として考えているのはEthicity, Race, and Migration (通称ER&M)というものです。ER&Mはその名の通り民族、人種、移住に関することを、学際的に学ぶmajorです。

世界で活躍する人々と出会うーWorld Fellows Programー

今学期している課外活動の一つに、World Fellows ProgramのLiaisonというのがあります。このプログラムは、世界で、様々な分野で活躍している人たち15人くらいを秋の一学期間Yaleに住まわせて、講演会やイベントを通じてYaleのコミュニティと交流してもらう…

Response to 『I Was Nineteen』

ドイツ映画のセミナーでは、毎週一本映画を観て、それに関するリーディングをし、1ページのレスポンスを書き、それらを元に週1回の2時間の授業でその映画についてディスカッションします。ドイツ映画史の中で重要であったり国際的な評価が高かったりする映画…

Building Bridges感想文

HBA

更加了解中国农村的情况和农村人们对于世界的看法。我抱着这个目的参加Building Bridges。在短短五六天之中,我能学习的内容远远超过我的期待。我教的学生们不光改变我对中国农村的印象,而且也改善我对自己的看法。我想介绍一下他们对我有什么影响。 在两个…

2年生秋学期の授業

今学期もショッピングピリオドを経て履修する授業を決めました!今学期は入りたくても人数制限ではいれないセミナーなどがあり、また専攻についても少しは考えなければならないのもあり、昨年より苦労しました。しかし!とにかく決まったので紹介したいと思…

2年生になって

Yaleの新学期が始まり約2週間が経とうとしています。去年と同じようにショッピングピリオドがありたくさん授業をショップしている一方で、去年とは違い、学生団体ではリクルートや説明会を開く側になり、住んでいる場所も変わり、歩いていてHi!となる人の数…

中国農村での五日間Part3

HBA

中国農村の高校でのサマープログラムでは、参加した大学生は高校生相手に授業をします。授業内容は完全に自由です。僕はHow to See this Worldという題名で、Yaleで学んだことを元にした授業をしました。授業と言っても、僕にはまだ教えられるほどの知識はな…

中国農村での五日間Part2

HBA

飛行機の日程の関係で、プログラムの途中で帰国しなければならず、農村の高校で過ごした時間はわずか5日程度だったのですが、他の大学生も高校生も僕をとても歓迎してくれました。お別れの際にはクラス皆が一ページずつコメントを記した寄せ書きノートやウル…

中国農村での五日間Part1

HBA

北京での2ヶ月の語学学習プログラム終了後、新幹線で5時間くらいの農村地帯にある高校で開かれたサマースクールに、教える側として参加してきました。Building Bridgesというこのサマースクールは、今年で10年目で、毎年Yaleと中国の大学の団体が合同で中国…