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早坂有生のYALE

2016年にYale(イェール、エール)大学に学部生として入学した日本人、早坂有生のブログです。大学での出来事やアメリカ大学出願のことなどについて書いていきます。

YALEのヒミツ〜イベント編一年生秋学期前編

授業も残るところあと1週間です。そのあとの1週間はReading Periodという、授業のない期間で、paperを書いたり期末試験の勉強をしたりする期間です。僕は当初ChineseとAstrophysicsで期末がある予定でしたが、Astrophysicsの教授が考えを変えてなくなったので一つだけになりました。他にはいくつかpaperがあります。ということで少し勉強には余裕があるので、昨日はスイートメートの一人が主役で出演している劇を見て来ました。すごく演技が上手くて面白かったです。

さて、今回はYaleで日々行われているイベントについて書きたいと思います。学生が運営する様々な団体が企画するイベント、イエールの学部が企画するレクチャー、各Residential Collegeがゲストを招いて行うトークなど色々あります。イベントはFacebookのイベントで見つけるか、学内の随所に貼ってあるビラを見て見つけます。特にメールが来たり教授から言われたりはあまりしないので、常に注意深く過ごしています。各イベント、参加している人は10人くらいから大教室が満杯になるくらいまでと様々で、学生だけでなく大学院生、地域の人などが参加できるものもたくさんあります。Facebookのイベントだと、他に誰が行くか、興味を持っているかもわかるので、興味のありそうな友達を誘って行けたりもします。日本でももっとこの方法流行らないかなと思っています。

僕はもともと興味のあるテーマ、自分のアイデンティティに関わるもの、履修している授業と関わっていて面白そうなもの、有名な人が来た時、問題について当事者や担当者の生の声を聞ける機会、などに特に参加して来ました。Yaleの学生の中でもイベントに参加している数はかなり多いと思います。印象に残っているもので、今までご紹介しなかったものをご紹介したいと思います!9月から時系列に書いていきます。
- J Street U
J Street Uはイスラエルパレスチナ問題の解決を目指すアメリカの団体で、ユダヤ人の政治家や権力者に働きかけ、二国間解決を推進しています。その東海岸大学担当のような方が来て、個別に会って話をしてくれました。その人はアメリカ生まれだが両親がイスラエル人で親戚や知り合いがたくさんイスラエルにいる、という人で、自分のアイデンティティへの複雑な思い、パレスチナへの考え、アメリカ内での関心のなさなど様々なことを教えてくれました。

  • Dinner with Sughra Ahmed

イギリスのムスリムの権利向上を目指し活動している人と夕飯を食べ色々話を聞きました。YaleにはWorld Fellow Programという、世界中の活躍が著しい人を呼び一学期間住んでもらい、色々学生と交流してもらうプログラムがあり、彼女もそれで呼ばれたメンバーの一人です。彼女自身もムスリムです。移民問題ムスリムとしての考え、欧米人のプライドの高さ、イギリスとアメリカとの相違点などを聞けました。

  • Gruber Astronomy Conference

キップ・ソーンなど、アメリカの著名な宇宙物理学者が集まるカンファレンスがYaleで開かれました。重力波やホログラフィック原理など、今ホットな話題の研究の第一人者(重力波ノーベル賞のトピックになったら受賞するであろう人など)のレクチャーで面白かったです。今受けているAstrophysicsの教授が運営係で、本来大学院生向けのイベントですが誘ってくれました。

  • Kimch making

キムチを作りました。ジャーに入れて持ち帰ったので、少しずつ食べています。匂いがキムチなのでアメリカ人のスイートメートには不評です。。

  • Religious conflicts in Myanmar

宗教&SFのセミナーの教授が紹介してくれました。ミャンマーの南部で起きている、仏教徒ムスリムの対立についてのレクチャーでした。レクチャーをした教授はその手の専門の人です。ミャンマーでは仏教徒が大半で、ムスリムは自由に移動できなかったり、大学に入れなかったり、選挙戦に立候補できなかったりします。敵対心の一部は、報道の誤りからきているとのことでした。(死者を弔っている写真を虐殺の様子として報道するなど。)たまたま一緒になった、中国語のクラスメートのチベット生まれの人とレクチャーの後3時間くらい話し込んだのも印象に残っています。話し込んだと言っても、僕がたくさん質問して相手がたくさん話してくれるという感じでしたが。幼い頃中国との問題でインドに亡命したので両親には16年会ってない、ダライ・ラマの大切さ、などパーソナルなこともたくさん話してくれました。自分はアジア人だがアジアの何を知っているのだろうかと思わされました。

長くなってきたので続きは次回にします!では!