早坂有生のYALE

2016年にYale(イェール、エール)大学に学部生として入学した日本人、早坂有生のブログです。大学での出来事やアメリカ大学出願のことなどについて書いていきます。

YALEの授業振り返り〜1年生秋学期編その1

そろそろ今学期も終わりに近づいて来たので、履修していた授業で何を勉強したか、振り返っていきたいと思います!各授業の履修当時の説明はこちらです。もう3ヶ月前のことだと思うととても速く時が過ぎ去った気持ちになります。

評価は5段階で、数字が大きいほど度合いが高くなります。

CSSY350 Lost Worlds at Peabody
面白さ:5
学べる量:5
大変さ:2
教授:4
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履修者5人、週1回2時間の授業が全12回あり、毎回Yaleにある自然博物館、Peabody Museumからゲストが来ました。2回はPeabody Museumで授業がありました。課題は6-8ページのpaper (テーマはPeabodyや自然博物館に間すること)2枚、期末テストなしで、普段の予習は本や論文合わせて20-100ページくらいでした。セミナーと言いつつ、どちらかというとレクチャースタイルの授業をセミナー形式の部屋でやる、という感じで、毎回テーマごとに教授とゲストがレクチャーをしてくれ、学生が質問をするという感じでした。

授業のトピックは、Yale/Peabodyに関係する様々な功績を残した教授たちについて(O.C.Marsh, Dwight Dana, Benjamin Silliman, Bingham, Zallinger, Ostrom etc.)、Peabody Museumの歴史について(いつどのようにできたか、いつ場所を変えたか、どのような問題があったかなど)、自然博物館の展示の内容や工夫について(どのような順序で並んでいるか、説明書きで気をつけるべきこと、展示物を用意する仕事について、標本の保管について、ジオラマの凄さなど)、自然博物館の役割(進化論の証明など科学的貢献、気候変動の解明や疫病の解決など現在や未来に繋がる貢献など、標本のデジタル化など最新の技術を利用した取り組みについて)などでした。無脊椎考古学から文化人類学、動物学、鉱物学まで、自然博物館の扱うテーマとYaleの功績を全て網羅的に学べたと思います。

Paper課題で僕の書いたテーマは、ゴジラが生み出した怪獣という概念について、と、先カンブリア代のエディアカラ動物群の研究の今について、です。どちらも、Peabodyの専門の人にインタビューをお願いしたら皆快く引き受けてくれました。

Peabody Museumは、メインキャンパスから歩いて5分くらいですが、学生にはあまり縁のない場所で、4年生になってもまだ行ったことないという人も結構います。そんな中で、一年生の一学期にこの授業を取り、たくさんの魅力を知ることができてとても良かったと思います。今学期の半ばに博物館に行った時、授業を受け始める前に行った時とはまるで違う楽しさだったのが印象に残っています。日本に帰った時には国立科学博物館に行けたら良いなと思っています。

教授がプロの作家で、優しい方だったのも印象的です。Peabodyで働いている教授にも知り合いが何人かできたので、今後活かせて行けたらと思っています。