早坂有生のYALE

2016年にYale(イェール、エール)大学に学部生として入学した日本人、早坂有生のブログです。大学での出来事やアメリカ大学出願のことなどについて書いていきます。

New Havenの春休み

2週間の春休み!!ということで、先週の1週間はSpring Break at New Havenという、大学内の組織が計画した、Yaleのある街New Havenについてもっと知ろう!というプログラムに参加していました。月曜日から金曜日まで、夜は寮の自室に泊まり、日中はNew Havenの様々な施設に見学に行ったりお話を聞きに行ったりしました。その中でも、いくつか記憶に残っていることについて書きたいと思います。

  • 教会

僕が住んでいるOld Campusのすぐ横は緑地で、その中心のあたりに教会があります。そこにまず行きました。この教会の何が凄いかというと、地下に古いお墓があります!もともと緑地全体が昔はお墓で、1800年代に既存の墓地ができるまで緑地の部分が墓地の役割を果たしていました。なので、まだ掘り起こせば骨がたくさん出てくるそうで、教会の地下は唯一墓石が残っている場所です。一番古くて1700年代前半のものもありました。時代の変化とともに墓石の大きさ、形、装飾、文言などが変化していて、宗教は違えど日本の墓標に通じるものを感じ、少し親しみがわきました。
↓地下の墓石の様子。部屋の端にある窓からYaleの自分の部屋を見ることができ感慨深かったです。
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  • シェルターを提供するNGO

New Havenでは過半数の人は給料が最低限度の生活に足りていないらしく、例え仕事があっても、ふとしたこと(事故や病気など)ですぐに家を失ってしまう可能性があります。ホームレスにシェルターを提供するNGOの代表のお話を聞きに行きました。シェルターは、吹雪などの時に一時的に提供するものもありますが、それ以上に6ヶ月と限度を決めて長期間提供し、その中でその提供された人が自立して生活できるようにすることに力を入れていました。生活必需品などはNGOが提供する代わりに、食事や掃除などは自分たちでする、と言った具合です。シェルターにいても、仕事をしていたり子供を学校に送っている人たちもたくさんいるそうです。

普段キャンパスの周りを歩いていても、多くのホームレスの人にお金をくれと話しかけられ、少し怖く思うと同時にいつもお金をあげるべきか悩みます。シェルターへの訪問で、失業だけがホームレスの原因でないこと、仕事があっても生活が苦しいことなどがわかり、では貧困とは何なのか、何が定義なのか、どうすれば良いのか、自分が思っていた以上に複雑な問題なのだと感じました。

  • New Haven Museum

New Havenの歴史について展示してある博物館に行きました。寮から中国語のチューターの教室に行く少し先にあるのですが、今まで行ってみていませんでした。大航海時代から、どうNew Havenが発展してきたのかがわかりました。貿易、繊維業、重工業と、様々な分野の産業を経て今に至ることがわかりました。今まで、New HavenといえばYale!というイメージだったのですが、Yaleは歴史の中でもその一部に過ぎないということを実感しました。

プログラムに参加していたのは15人くらいですが、皆生まれがアメリカでなかったりなど多様なバックグラウンドを持っていて、移動中などに色々話せて面白かったです。日本関連の授業をとっている人、日本語を取りたい人、アニメが好きな人などもたくさんいて驚きました。では!