早坂有生のYALE

2016年にYale(イェール、エール)大学に学部生として入学した日本人、早坂有生のブログです。大学での出来事やアメリカ大学出願のことなどについて書いていきます。

ヨルダンなう

春学期が終わり、帰国したのちは一ヶ月ほど東京の会社でインターンシップをしていました。そして今はヨルダンの首都、アンマンに来ています。この地でこれから二ヶ月間アラビア語を勉強します。ということで、これからしばらくはヨルダンについての記事を書いていきたいと思います!今回はヨルダンの基礎知識と街の様子について。

↓ヨルダンの周辺地図。
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シリア、イラクサウジアラビアイスラエルパレスチナに囲まれた中東の国ヨルダン。とても危なそうですが、実は中東の緩衝帯として、中東国家及び欧米のどの国ともそれなりの和平を保っている数少ない国の一つです。人口は900万人ほど、その70%以上はパレスチナ系の人だと言われています。現在も、国内にいる難民の数は世界で2番目に多く、イラクやシリアからそれぞれ100万人ほど難民を受け入れていると言われています(国連の難民条約には批准していないため政府から正式に「難民」認定はされていない)。

こういった政治的・社会的現状をより詳しく理解したいと思ったのが、ヨルダンを選んだ大きな理由の一つです。今はまだアラビア語を全く話せませんが、言語プログラムを通じて現地の人々とアラビア語でコミュニケーションできるようになり、色々聞くことがこの夏の目標です。

↓ヨルダン城跡から見下ろしたローマ劇場。全体的に白い家並みと高低差の激しい土地が特徴です。家が白いのは、この辺りで取れる白い石を使っているかららしいです。
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ヨルダンの首都アンマンは19の丘の上に街が広がっており、とにかくアップダウンが激しいです。丘一面に広がる白い家並みはとても綺麗ですが、暑さに加え坂ばかりで、鉄道やバスなどの公共交通機関もあまり発達していないので、日中歩いている人は中心街を除けばほとんどおらず、車中心の社会です。信号がほとんどないのも特徴的で、環状交差点が多く、歩行者は車が来ない隙を見計らって道を渡るしかありません。ただ、Uberが進出しておりアメリカに比べてもとても安価なので、車を運転できない外国人でも移動に困ることはあまりありません。現在僕が滞在しているのはダウンタウンから30分ほどの場所ですが、Uberで500円ほどしかかかりませんでした。

上の写真を見てもわかるように、高層ビルはほとんど全くなく、開発されず荒地のままになっている土地や、修理されないままの道路も多いですが、家の中は(少なくとも僕が滞在している場所は)きちんと整備されています。テレビもエアコンもついており、温水シャワーもあり、窓を開ければ涼しい風が吹き込んでくるのでかなり快適に過ごせそうです。

文化人類学の授業で習ったことを生かし、街や人々の様子を観察しているだけでもとても面白いですが、早くコミュニケーションできるようになりさらに色々な発見をできたらと思っています。では!