早坂有生のYALE

2016年にYale(イェール、エール)大学に学部生として入学した日本人、早坂有生のブログです。大学での出来事やアメリカ大学出願のことなどについて書いていきます。

3年生秋学期の授業

今学期履修する授業が確定しました!1週間の予定はこんな感じです。
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以下に簡単に各授業の内容を記したいと思います。

  • ARBC 130 Intermediate Modern Standard Arabic I

アラビア語の二年目のクラスで、毎日50分あります。履修人数は15人ほどで、標準アラビア語の中でも基本的には書き言葉について、文法、語彙、writing, reading, listening, speakingとどれもやります。毎日最低でも家で二時間は勉強してと言われ、実際宿題や予習にそのくらい時間がかかるので大変です。

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全米オープン女子決勝

全米オープン女子テニスが大坂なおみ選手の優勝を以って閉幕しました。中高とテニス部でテニス観戦が趣味な僕は、実は一回戦の模様を二日間に渡りニューヨークに見に行っていました。アメリカの大学に来た以上、いつかグランドスラムを見に行きたいと思っていたので、夢が叶いました。その様子…の前に、話題になっている女子決勝戦で起きたセリーナウィリアムズ選手と審判の論争について。
↓決勝のハイライトとともに、セリーナが審判に何を言っているのかわかります。最初のきっかけは0分26秒からのシーンです。(追記:アメリカ国内でないと見られないようですが、他に全てのシーンを載せている動画を見つけられませんでした。)

セリーナを批判する声が目立つ日本の報道に違和感を覚えるのは、おそらく昨年授業の一つでこの本を読んだからでしょう。

このエッセイは「You」を使用し、「黒人である読者」が経験することを綴ります。実際の読者の多くは白人ですが、逆に黒人はどう思っているのかを「You」を効果的に用いることで体感させようという狙いの本です。

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3年生になりました

Yale大学の新学期が始まりました。3年生ということで、大学生活も残り半分です。今は恒例のショッピングピリオドで、また色々な授業に行ってみています。振り返ると、この計5回の学期でショッピングした授業に一つも被りがありません。毎年2000個のコースがオファーされているからこそでもあり、僕の興味が毎学期変わっていっているからであるとも言えます。それは必ずしも良いことではありませんが、最初から決められた道を歩むよりは面白いのではないかと思います。

さて、3年生になり、在住するスイート、部屋も変わりました。同じ寮ですが、今年は3階の4人スイートの1人部屋です。3年目にして初の1人部屋!ということで、僕の部屋を見ていきましょう。

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ヨルダンの街の様子

家を出て階段を降り、道をしばらくまっすぐ歩くとヨルダン大学の北門が見える。その門から入り、右にしばらく歩くと…
ようやく家から教室までの行き方をアラビア語で言えるようになりました。これでUberではなくタクシーでも家までたどり着けます。ということで、今回は僕の住んでいる付近の様子をご紹介したいと思います。アンマンの北の方、ジュベイハという街ですが、貧しすぎもせず、裕福でもなく、平均的な世帯層の街だと思います。

まず、住んでいるアパートの目の前に広がっているのがこの荒地。荒地の向こう側に見える建物の一つが僕が今住んでいるアパートです。
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ヨルダンの観光スポット PART I

今週末はついにプログラムの一環でペトラ遺跡死海に行きます。ヨルダンの観光スポットといえば、この二つが脚光を浴びることが多いですが、他にも見るべき場所、遺跡、施設は色々あります!と言うことで今回は首都アンマンの観光スポットを紹介したいと思います。

↓アンマン周辺の地図。真ん中あたりがダウンタウン。丘と丘の合間の谷を這うように幹線道路が走っているのがわかります。僕が住んでいるのは地図の上の方です。
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観光スポットの多くはダウンタウンに集中しており、週末になるとよくUberを利用して訪ねます。僕の住んでいるところからは片道400-600円ほど。ちなみにバスでは50円くらいでいけますが、難易度が高めなのでラングエージパートナーがいないとなかなか乗れません。ダウンタウンに集中しているスポットですが、登り下りが多く、暑く、歩ける距離にはなかなかありません。一日2-3つくらいを回る目安でいるのが良いと思われます。

と言うことで、まずは遺跡関連。アンマン城跡、ローマ劇場、そしてヨルダン博物館。ローマ劇場はダウンタウンの中心に、アンマン城跡は中心部から近いですがかなり登ったところに、博物館は中心部から歩いて20分くらいのところにあります。

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ヨルダンの接客術と結婚式

先日はローカルルームメートの家に招いてもらいました。彼は26歳のパレスチナ系ヨルダン人で、NGOで働いています。バカアキャンプの近くにある家に着くと、まずは応接室に通されます。この部屋だけ建物とは別の入り口がついており、中にはソファと机があって、まさに応接のためだけに作られた部屋。そこに彼の父親や弟らしき人、さらには友人(アラビア語で自己紹介されたので定かではない)がやって来て、アラブコーヒーを飲みながら少しお話ししました。同じプログラムに参加しているアメリカ人の学生2人と一緒に行ったのですが、僕達は正しい作法、礼儀がわからず結構緊張気味です。ソファの座る位置に上下関係はあるのか、コーヒーを飲み終わるとすぐ次を勧めてくるけどどのくらい飲むのが良いのか、どのような話題を誰と話せば良いのか、どのような座り方をすれば良いのか。

しばらくすると今度は屋上に案内されました。3階建てのアパートなので、眺めが良く、特に夕焼け刻で綺麗です。そうこうしていると、そこにシートが引かれ、どこからかご飯が運ばれ、彼の父親始め、数人で囲んで一緒に食べました。話に聞いていた通り、家族の女性は誰も姿を見せず、接客は全て男性が行います。アメリカ人が、「このご飯すごいね!あなたが作ったの?」等と聞いていましたが、「妻が作ったんだよ、当たり前だろう」と言う感じで返されていました。
↓食事の様子。ヨルダン地方の伝統料理の一つ。量が多く、これもどのくらい食べるのが正解なのかは良くわからず。
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パレスチナ難民キャンプ

参加しているプログラムの一環として、毎週ラングエージパートナーと会って話したりどこかに行ったりするというものがあります。僕のパートナーはヨルダン大学に通うパレスチナ系の大学生で、先週は彼女とパレスチナ難民キャンプに行って来ました。シリア難民キャンプと違い、住んでいる人も外部の人も出入り自由というのが特徴的です。行ったのはバカアキャンプという、世界最大の難民キャンプで、東京ドーム1500個分の土地に約13万人が暮らしています。アンマンからは車で20分ほどの所にありますが、見慣れたヨルダンの街とは大きく異なりました。とにかく広く、その一部を見ただけなので、キャンプの状況を正しく描写することはできませんが、僕の見たことを書きたいと思います。僕の中で特に印象に残ったキーワードは三つー環境、精神、子供でした。

キャンプと言っても特に外界と隔てる壁のようなものはなく、バスでキャンプ内の発着所まで行くことができます。発着所を降りると広がるのは八百屋や服屋など店が所狭しと並んだマーケット。ここはアンマンのダウンタウンとあまり変わらない様子ですが、全体的に価格が安くキャンプ外からも多くの人が訪れるそうです。また、どの店の売り子も男性というのも特徴です。「女性が働くのは良くない」という考えがヨルダン人以上に浸透しているというのは本当なのかなと思いました。(一方家庭収入や母子家庭の状況は芳しくなく、NGOなどの支援プログラムには女性をターゲットにしたものも多くあります。)

マーケットを抜けメインの通りを歩きます。交通量も多いですが、このような感じで道端に物を広げて売っている人が目立ちます。遠目ではわかりませんが、良く近くで見てみると、売られているものはマーケットには出せないような、薄汚れたおもちゃや洗濯しているかも定かではない古着。こちらはキャンプ内の人々をターゲットにしているようです。
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