ブログを電子書籍にしました
お久しぶりです!
5月にYaleを卒業してから何をしていたのかというと、このブログを元に電子書籍を作っていました。この度ついに1冊目が完成したので、Amazonで販売を開始しました!ブログ記事を元に大幅に加筆・修正を加え、アメリカの大学生活や授業についてより詳しくわかりやすく書いてあります。Kindle Unlimitedに加入していればタダで読めます。
新型コロナウイルスの流行により、海外の大学について知りたくても、現地まで見学に行くのは難しくなってしまいました。その代わりとして、海外大を目指している方や、国内外どちらの大学も検討している方に、現地に行かなくてもアメリカの大学について知ることのできる本を提供したいと思って作りました。
読んだりシェアしたりしていただけたら嬉しいです!!
このブログはこのまま消さずに残します!ただ、もうYaleは卒業したので、更新はほとんどしないと思います。ちなみに、9月からは日本で働いています。
今までブログを読んできてくださった読者の皆様、ありがとうございました!!!
ということで、ここからは電子書籍作成の裏側を少しご紹介したいと思います。最初はブログの記事をコピペして少し手を加えればできるだろうと思っていたのですが、本を書くというのはブログを書くのとは全く異なり、3ヶ月という長い時間がかかってしまいました。電子書籍というのも曲者で、専用のファイルフォーマットや書き方があり、その辺りも難しかったです。
電子書籍の出版は誰でも無料でできます。出版先はいくつかありますが、僕はAmazonのKindleを使いました。まずAmazon Kindle Direct Publishingというサイトでアカウントを作り、電子書籍のファイルを作り、そしてファイルをこのサイトにアップロードして値段の設定などを行うと出版完了です。意外と簡単ですね。
難しいのは、電子書籍のファイルを作るパートです。技術的な側面から言うと、テキストファイルでMarkdownやhtmlという記法で文章を書き、それを「でんでんコンバーター」というウェブサイトや「Calibre」というアプリケーションでepubという形式に変換します。Word等とは違い、文字の種類や太さを変えたり、箇条書きにしたり、画像を挿入したりする場合には自分でコードを書く必要があります。慣れれば大丈夫ですが、最初は少し戸惑います。変換しようとしてもエラーが出たり、無駄な空白が多い等思い通りのフォーマットにならなかったりして、試行錯誤を重ねました。
内容面から言うと、電子書籍は普通の本やブログとは違い、電子書籍用のリーダーやスマホのアプリを使って読むので、段落の長さを短めにしたり、重要な箇所を太字にしたりと、読みやすさを意識する必要があります。一方で、書籍として内容があり、面白く、読む価値のあるものにしなければなりません。その辺りのバランスが難しく、書くのにかなり時間がかかりました。
と言うことで、試行錯誤を重ねて完成させた作品です。是非読んでいただけたら嬉しいです!