早坂有生のYALE

2016年にYale(イェール、エール)大学に学部生として入学した日本人、早坂有生のブログです。大学での出来事やアメリカ大学出願のことなどについて書いていきます。

YALEのヒミツ〜Housing編

もうすぐ一年生も終了ということで、来年度の部屋割りについてのプロセスが始まりました。今回は久しぶりのYALEのヒミツということで、YaleのResidential Collegeシステム、Suiteシステムを振り返りつつ部屋決めのプロセスについて書きたいと思います。

詳しくは
YALEのヒミツ-Yale大学の特徴1 - 早坂有生のYALEに載っていますが、Yaleには12 (2017年度から14)個の寮 (Residential Colleges)があり、新入生は自動的にそのうちの一つに振り分けられます。寮はキャンパスに独立して点在しており、2年生以降は自分の属する寮の中に住みます。一年生は、Old Campusという場所に集められ、各寮ごとにわかれてはいますが、1ブロックの中に皆住みます。寮の中でも、さらにスイート (suite)という単位があり、3~10人くらいで一つのスイートを共有して生活します。各スイートにはコモンルームがあり、そこをシェアする形で一人部屋や二人部屋がいくつかあります。一年生は、このスイートのメンバーも、大学側が新入生が出すアンケートを基にして決めます。僕は超綺麗好きと書いたためか、アニメが好きで静かで日本語を勉強していて整理ができてゴジラを一緒に見てくれる子がルームメートになったのでラッキーでした。
↓僕の属するHopper寮の中庭から寮の一部を写した写真。天気が良いと、中庭にあるベンチや芝生で勉強したり話したりハンモックをどこからかもってきて寝ていたり、色々な人がいます。
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さて、一年生の時は大学に自動的に決められる寮やスイートですが、二年生以降はどうなるのでしょうか。まず、寮ですが、何もしなければそのまま同じ寮に属することになり、多くの学生はそうします。やはり、一番友人が多いのは属している寮で、一年終わる頃にはコミュニティが構成されており、帰属意識も芽生えているためだと思います。ただ、他の寮に移籍もできます。特に来年から新しい寮がオープンするということで、今年は移籍する人も多いです。他にも、どうしても合わない、他の寮から遠すぎる、他の寮に親しい友人や恋人がいる、などの理由で移籍する人がいます。移籍する場合は事前に移籍した後スイートメートになってくれる人のサインをもらい、書類を提出すると認められます。

次年度のスイートやスイートメートは、学生同士で決めます。基本的にスイートメートは全員同学年とされていますが、男女混合でも問題ありません。ちょうど今の時期にプロセスが行われています。まず、学生で構成される、次年度のスイート決めを統括する会のような組織が、各学年に分担するスイートの種類と数を決め、知らせます (4人用が5個、5人用が4個…など)。それも参考にしながら、学生は誰と組むかを相談してネット上で記入し、その後もし可能な数より多い (4人用に6グループアプライしたなど)とそこでまず抽選を行います。そして、寮の中の申請した人数用のスイートのうちどこを使うのか、学年が上のグループから順に選んでいき、次年度のスイートとスイートメートが決まります。

一年生の時のスイートメートとそのまま次年度も組む人もいれば、他に仲良くなった人たちと組む人もいます。男女混合も問題ありませんが、カップルで同棲するのは、もし別れた時気まずいとの理由から推奨されていません。僕は、一年生の時は6人スイートでしたが、そのうち僕と僕のルームメートを含む3人は引き続き組み、プラス他の寮から移籍してくる、初期からほぼ僕たちのスイートで暮らしているような子が加わり、4~6人用のスイートは人気で応募数が多いとの理由から10人用スイートに申請しています。特に他の3~5人くらいのグループと合体するわけではなく、各自が仲の良い人をリクルートしているので面白くなりそうです。女子も今の所2人入っています。

Residential CollegeやSuiteのシステムは、そのメンバー決めのプロセスも含めて、コミュニティを重要視するYaleらしい仕組みだと思います。では!