レクチャーとセクション
今学期はYaleに来て初めて大人数のレクチャーを履修しています。少人数制のセミナーとはかなり違うシステムなので、今回はレクチャーの雰囲気と、セクションという制度についてご紹介したいと思います。
僕が履修しているレクチャーはどちらも受講人数80人程度で、教室もちょうど学生でほぼ満杯になるくらいの大きさです。毎回教授が前に立って、パワーポイントのスライドを使いながら講義をします。
↓Intro to Ethnicity Race and Migrationの授業の様子。
”リベラル・アーツ”教育の実態
最近話題のリベラルアーツ教育。日本の大学でも取り入れるところが増えて来ています。アメリカの大学といえばリベラルアーツ教育というイメージがありますが、具体的にはどのような点がリベラル・アーツなのでしょうか。もちろん授業以外の面でもこのリベラルアーツの特徴はあると思いますが、今回はYale大学の授業履修のシステムを例にリベラルアーツについて考えてみたいと思います。
Yaleはアメリカの大学の中でもかなり自由に授業が取れる大学だと思いますが、緩い履修条件がリベラルアーツ性を保っています。具体的には、"Distributional Requirements"と呼ばれる要求です。
↓このチャートが要求の全てを説明していますが、もう少し詳しくみてみましょう。
YALEのヒミツ〜Blue Bookingとは〜
春学期が始まりました!寒いです!!!ショッピングピリオド中で、今学期取る授業を色々試して決めています。とても知的にわくわくする期間ですが、と同時に入りたいクラスに無事入れるか、本当に思った通り面白いクラスか、という不安もつきまとう期間です。ショッピングピリオド前後の授業日程は毎回載せていますが、その具体的なプロセスについてはあまり書いたことがありませんでした。今回は、それに関係する、学期の始まりにYaleの至る所で行われるBlue Bookingという行為について書きたいと思います。
Yaleでは、その学期にオファーされるコースのカタログをYale Blue Bookというウェブサイトで確認し、ショッピングや実際に受ける授業のプランを立てます。このことから、履修する授業の計画という意味でBlue bookingという言葉を使います。では具体的にはどのようにBlue bookingするのかというと。。。
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