ペプシのCMはレイシスト?
New Havenもようやく春らしくなりました!!最近は日中は春の陽気で、天気も良い日が多く、芝生ゾーンに座って話したり勉強したりしている人がたくさんいます。授業期間もあと2週間、夏休みまで3週間くらいと言うことで、僕も普通のペーパーの提出は全て終わり、残るはファイナルペーパーばかりとなりました。通常より長く(15-20ページ double spaced)、リサーチも必要なので大変そうですが、時間はまだあるので早めに取り掛かり始めたいです。もちろん、いつも通り毎回のリーディングもあるので、週末にどのくらい進められるかが鍵となりそうです。それでも、少し余裕ができたので、今日はスイートメートが出演する劇を、ルームメートと見に行ってきました。Yaleは特に芸術(音楽、演劇、ダンス、その他パフォーマンス)の才能がある人が本当に多くて、すごいです。
↓Cross Campusのお昼頃の様子。たくさん芝生に人がいます。
さて、今回は、今日のIslam in the USの授業でたまたま取り上げられた、ペプシのCMを紹介したいと思います。
これです。たくさんの問題を抱えている動画なのですが、どこが問題かわかりますか?
youtu.be
すぐ言ってしまってはつまらないので、答え合わせは次回にします!このCMを見てペプシを飲みたくなるのか…という問題もありますが、それ以上に多くの点で批判を浴びています。半年以上、アメリカのYaleと言うかなり人種問題などにセンシティブな場所で暮らしてきましたが、授業の中で、問題大有りというコンテクストで見ていなければ、何も思わずかっこいいと感じるだけだったような気がします。このCMを見ても特に怒りを感じないということは、自分の普段の言動でも特に何も考えずに他の人を怒らせているかもしれないということです。
このCMが日本で放映されても、特に問題にはならない気がします。よってこれはアメリカならではの問題で、日本は関係ない。そういうわけでもないと思います。では日本でもアメリカに倣って、人種や性別などについて同じようにセンシティブになれば良いのか。そういうわけでもないと思います。日本とアメリカでは歴史的、文化的に違いがあり、アメリカの価値観の方が進んでいると常に言えるわけでも、アメリカの価値観を持ってくれば全てが解決するわけでもないからです。では日本は何をどうすれば良いのか?今までどうしてきたのか?その一部をMinorities in Japanというセミナーで学んでいます。
今学期も、それぞれの授業が様々な点でリンクしていたり、パラレルになっている部分があったりして面白いし、より考察につながっていると思います。あと数週間、頑張って日本に帰ります!では!