早坂有生のYALE

2016年にYale(イェール、エール)大学に学部生として入学した日本人、早坂有生のブログです。大学での出来事やアメリカ大学出願のことなどについて書いていきます。ご質問、ご要望、ご連絡は記事へのコメント(非公開設定です)にお願いします。

中国のカラオケ(KTV)

中国でカラオケはKTV(Karaoke TV)と呼ばれ大人気で、いたるところにあります。僕の泊まっているホテルにもあり、また近くの駅の周辺にも複数あり、さらにスーパーやデパートにはミニのものもあります(プリクラ機サイズで、中に二人分の椅子とカラオケ機があり歌える。カーテンがついていて閉められるが多くの人は閉めずに、人の目を気にせず歌っている)。性産業が法律によりかなり制限されている中国では、カラオケ店という名の下に性的サービスを行う、KTVという業種もあるらしいのですが、そちらは行ったことないので、ここでは所謂カラオケとしてのKTVについて書きたいと思います。
↓少し前に流行った中国で最も有名な歌の一つ『小苹果(小さなリンゴ)』。♪你是我的小呀小苹果~
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中国のKTVは一般に日本のカラオケより部屋が広く、ワンドリンク制ではなく、部屋代のみかかるので、数人で行くと日本より安いです。(ホテルのは一部屋三時間約1500円という安さ。)機種は大概韓国系のものと中国系の二種から選べ、どちらも洋楽や日本の曲もかなり充実しています。ただ、韓国系の方は機械に韓国語しか書いていなく扱いづらいので、中国系の方を選ぶことが多いです。日本語の曲では、嵐やAKBからボカロ、アニソン、演歌まで多種多様に最近のものも含め多く入っています。ただ、アニソンやボカロの割合がかなり高い印象です。

日本のカラオケに比べ良い点悪い点どちらもあります。まず日本より良いところは、音質がかなりよく、ほとんどの曲にミュージックビデオがついていて、また実際の歌の声を再生するかを選べる点です。なので、例えば完全には歌えない中国語の歌を歌いたい時、実際の歌手の姿や声がすごくカッコ良い時など、原声を再生することで楽しめます。MVはどう見ても日本のスカパー番組からとっていたり、ジャニーズ系の曲も本物のMVがついていたりと、著作権に関しては微妙ですが、歌う側としては楽しめます。日本より不便なところは、一つは選曲の機器が部屋の隅に固定されていて持ち運べないところ、もう一つはフードサービスや全国採点、延長制がないことです。

中国語の歌を50曲くらい聴き始めてからだいぶたち、いくつかは歌えるようになったので、KTVに行くのも楽しいです。今は中国語の先生たちとは行くことができないのですが、いつか行けたらと思います。では!